甲本ヒロトってすげぇなぁ
ちょっと大袈裟かもしんないけど、小学生の時にこの人の唄を、音楽を聴いてなかったらって思うとどうなってただろう?って思う。
ブルーハーツに出会ってから、ブルーハーツが大好きで大好きで、プロレスラーのポスターに混じって、部屋にめちゃくちゃブルーハーツのポスター貼りまくって、ヒロトのマネしてベロ出しながら歌ってて、「頭大丈夫?」とかってオカンに怒られたりしたw
でもブルーハーツを一時期聴くのをやめたことがある。
それは名曲「情熱の薔薇」が入ってたアルバム、「BUST WASTE HIP」を聴いた時。
「ニューアルバムが出た!」って知って、チャリンコ走らせCD屋さんに買いに行って、部屋でドキドキしながら聴いた。
でも、「あれ?」って思った。
それまでのブルーハーツってすごく社会に対してメッセージ性の強い曲が多くて、それが大好きだった。
でもこのアルバムからちょっと方向性が変わってた。
だから聴いた時に「あれ?」ってなった。
「こんなのブルーハーツじゃない!」
それから聴かなくなった。
その後に聴いたのは高校生になってから。
しかも高3になってからで、その頃にはあの「あれ?」っていう違和感みたいのがなくて、「何で聴くのやめてたんだろう。めちゃくちゃカッコいいじゃん!」ってまた聴きまくって、ツレと「来年はライブに絶対行こう!」って言ってたら、解散しちゃった。
ショックでショックで…
「BUST WASTE HIP」を聴いた時、「あれ?」って思って一方的に「もう聴かない」ってなって聴いていなかった事を、すっげぇ後悔した。
「あれ?」ってなったのは、不良ってやつに憧れて、厨二病にかかったケツの青い童貞小僧だったからで、ヒロトは出会ったときから何も変わってなかった。
ボクが気づかなかっただけだった。
最後のアルバム「PAN」の「歩く花」を聴いた時、「また絶対ヒロトの唄は聴ける!」って確信して待ち続けた。
「もっとヒロトの唄が聴きたい!」って飢えに飢えてたw
そしてボクが高4wの時、その時が来た。
「↑THE HIGH-LOWS↓」としてヒロトは戻ってきてくれた。
その時の1stシングルがコレ ↓ 「ミサイルマン」。
めちゃくちゃカッコ良かった。
最高だった。
10年後にハイロウズも解散しちゃうけど、ヒロトはまだボクらのために唄い続けてくれている。
ヒロトに憧れて、ヒロトの様なカッコイイ大人になりたくて…
その思いは今も変わらない。
そしてボクは死ぬまでヒロトの唄を聴き続けるだろう。