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「おもしろき事もなき世におもしろく すみなすものは心なりけり」 by 高杉晋作

   

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トモダチ

12月ということで、納めの月次祭です。

思い返せばこの1年は本当に色んなことがあった。

僕のお預かりしている教会の創立百周年記念祭も今年。

そして



教友が出直したのも今年。

百周年に向けての教会整備ひのきしんも、彼が生きていれば勿論一緒にやっていただろう。

当日だって彼なら当然神殿にいただろう。

あれだけ来てくれた青年会のみんなが集まってる姿をみて、彼の父親はどんな気持ちだっただろう。



今でもハッキリ声や、笑顔や、口癖やと何もかもハッキリおぼえている。

僕らはいつか出直す。

そんなことはわかっている。

だけど

未だに納得はしていない。


彼の出直しの報を電話で受けたとき、今まで生きてきた中でこれ以上ないくらいパニックになった。

とっさに会社に電話をし、「今日休ませてほしい」と願い出て、すぐに車を走らせた。

車内から震える手で一番信頼している先輩と親友に電話をかけた。

そのまま現場へ行き、確認手続きをして彼を残し、彼の自宅へ向かった。

「どうして…」

そんなことしか考えられなかった。

彼の車を引き上げに、急遽頼んだ車屋さんのトラックで再び現場へとんぼ返りした。

自分の教会に帰ってきたのは明け方4時過ぎ。

なんであんなに時間がかかったのかよくわからない。

でも

ひたすら山中を走り続け、同じ疑問を繰り返し繰り返し頭の中でつぶやいていたことは覚えている。



葬儀を終え、1人車で自宅へ戻る最中、初めて涙が出た。

ありえないくらい泣いた。

運転しながらだから危険きまわりない。

けど

涙は止まらなかった。




僕ら天理教の青年会員だ。

あらきとうりようだ。



色んな思いを背負って生きている。

青年会だからこそ、救える命があるんだ。


もう二度と、もう二度とあんな涙は流したくない。

だから

絶対悔いが残るような青年であってはならない。

一人一人性格もちがうし環境も違う。

だけど忘れてはならない。

僕らは

色んなものを背負って、胸張って、前だけを見て進む青年会員なのだ。


モチベーションなんか下がるもんか!


残った僕らは何が出来る?

これからの人々に何を残せる?




そんなことを考えながら通った一年でした。


来年はどんな年になるかな?








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ほんまになぁ

お互い色々あって、言葉では言い表せないですな。

でもワタクシは、
生きてて、
元気で、
頭が悪い・・・。

何が何だか分からんが、
ワタクシは、
とにかく無我夢中になってたなぁ。

気も抜けたりしたけれど、
それはそれで。

来年、再来年とどうなるかは、
自分次第やし、
忘れもしないあの日を思うと、
前に少しでも進めていくのだ。
いくのだ。

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