2月8日(水)のBGM ↓
いよいよ今日がラストDay。
最後の1日は、フルでフリーなショッピングDayに設定した。
今回はyoshiくんも同行してくれる。非常に頼もしい。
目指すはココ ↓
「デザートヒルズ・プレミアム・アウトレット」
ボクとまるやさんは3回目になるが、yoshiくんの話だと、さらに拡張されてショップが増えたとの事。
確かに新しいウイングが出来、ショップ数も増えていた。
yoshiくんの運転で目的地を目指す。
LAから目的地までは約2時間。
しかしyoshiくんの場合は、
「1時間半ってとこッスねw ナビどおりに行くと嵌りますw」
との事。
実際1時間半で着いた。さすが現地人。
着いてからは思い思いにお土産を買い、ショップを回りと充分楽しんだ。
しかし、予定時間をオーバーしてしまい、この後ハリウッドのチャイニーズシアターへ行く予定だったので、ちょっと焦り出す。
にも関わらず、日頃お世話になりまくってるこっこさんのお土産を買うために、最後のウォルマートへ。
ここに来るまでに、フリーウェイ上から見た日没は、まさに「BRAND NEW SUNSET」だった。
そんな日没を見ていると、
「明日にはアメリカを発たなくてはならない」という現実から、本気で逃げ出したくなった。
結局、定番「メルズ・ドライブイン」で夕食を済ませた時の時間は、21:30分。
この時間帯はヤバイ。7年前の初渡米時がフラッシュバックする。
初日にhiroさんのお店に着いた時間よりも遅いのだから余計に恐怖する。
特に、ボクらが宿泊しているモーテルの前のストリートは「Sunset Street」というのだが、危険で有名らしく、その理由はボクらのモーテルから北へストリートを行くと、所謂「大人のお店」が密集しているから。
そうなると必然的に治安が悪くなる。
でもその場所の西側には高級住宅街「ビバリーヒルズ」があるのだから、アメリカとは不思議な国である。
yoshiくんも、
「さすがに22:00過ぎはヤバイです。自分の身は自分で守って下さい。」
との事。
しかし現役大学生のゆうくんは行きたくて行きたくてソワソワしている。
ボクも連れてってあげたいが安全を考えると…
決断の結果、「22:00前には必ず引き上げる」との約束の元、チャイニーズシアターに向け歩き出した。
「メルズからは歩いて5分弱。最低でも15分は見せてあげられる」
そう思い早足で歩いた。
しかし、近づくほどに増える人、人、人。
「何か異様に賑やかだな」と思ってたら、ボクらの目の前でポリスメンに飲酒検査させられている青年が。
真っ直ぐ歩けるか?を調べていたようだが、その周りには大勢のギャラリー。
みんなその青年を応援していた。
そんな中を抜け、また人、人、人。
チャイニーズシアターにたどり着くも人で正面に回れないっていうかリムジンなどの高級車でストリートが封鎖されている。
一同「?」な状態で横から近づいてみると、シアター目の前にレッドカーペットが。
どうやら何かの映画の製作発表みたいのが開かれていたようだ。
横の隙間からシアターを覗く。
「はっ」となり時計を確認。
時間は21:45分になっていた。
「時間やで。行くよ。22:00過ぎてまう。」
張り付いて見たそうにしているゆうくんに声を掛け、早足で歩き出す。
この時、yoshiくんが現在時刻を聞いた瞬間の顔をハッキリ覚えている。
超目が真剣だった。
そりゃそうだ。最後にきて何かトラブルに巻き込まれ、最悪命を落とすような事になってしまったら、後悔してもしきれない。
償いようがない。
早足で歩きがら、ボクは動画を撮影し続けた。
この緊張感、危うさを少しでも次アメリカへ来る人たちにも知って欲しかったから。
前回来ていたときに、こういう動画を撮っていれば、ゆうくんも雰囲気がわかり、まぁこの後ボクに怒られるのだが、こうやって怒られる事も無かっただろう。
ゆっくり見たいのは解るし、夜のハリウッドを歩きたいのも解る。
でも、ボクやまるやさんは安全を保証する義務があるし、お連れしている以上、無事に五体満足で日本へ帰らせるのが、何よりのお土産であり成果だと思っている。
そこは、彼にも解ってほしかった。
1本道を曲がればこの変わりようである。
とても1人で歩かす事は出来ない。
まぁ結果、理解してくれたので良かったが。
その後、無事モーテルへ着き、yoshiくんを送って「楽しくもデンジャラスでスリリング」な長い1日は終わった。
明日はいよいよ帰国。
ボクとマサさんは、2:00過ぎまで語り合った。
名残惜しくてしょうがなかった。
今夜はお湯のシャワーが浴びれそうだ。
最後まで「滝行」じゃなくて良かった。