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BITE THE DUST

「おもしろき事もなき世におもしろく すみなすものは心なりけり」 by 高杉晋作

   
カテゴリー「koo's BIZARRE ADVENTURE Part2」の記事一覧

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2月7日(火)

2月7日のBGM ↓





アメリカ滞在中、1番のんびりした朝。

今日は「U.S. missions agency」のyoshiくんと共に実働。

同時にLAのちょっとした観光も兼ねている。


滝行のせいでイマイチ調子が上がらない中、目的地へ出発。

MVI_8887.avi_000002866.jpg






今回も運転させてもらう。

モーテルからyoshiくんのところまでは約15分~20分。


この日は365日中350日晴れていると言われているLAでは珍しく、雨。

MVI_8887.avi_000029633.jpg






本当に珍しい。

雨の日はLAはやたらスリップなどの事故が増えると言われている。

運転は要注意。


程なくして目的地、「U.S. missions agency」に到着。

hiroさんからも聞いていたのだが、現在ここの事務職員は2家族おられて、そのうちの1家族の旦那さんは、何とボクとhiroさんの同級生だった。

久しぶりに見た顔で、ボクもうれしくなった。

LAに来る前は、6年ほどNYにいたとの事。

「大仏県で全くみかけなかったのは、そういうことだったのか」と妙に納得してしまった。

彼は今のボクの立場、状況にめちゃくちゃおどろいていた。

「あのkooがねぇwww」

そらそうだw 昔を知る友人ほどおどろくw 何より自分が1番驚いているw



懐かしの再会もそこそこに、ここのBOSSに御挨拶。

今回渡米の際立ち寄る旨の連絡が遅れてしまった事で、BOSS含めyoshiくんにも大きな迷惑を掛けてしまった。

まかせっきりにしてしまったボクの責任なので、ボクなりの言葉で謝罪をした。

BOSSはにこやかな笑顔から、「Now Enjoy yourself!」と言ってくれてるような気がした。

器の違いとはこういう事だろうか…。


yoshiくんにも謝罪した。

koo 「ごめんな。ややこしい事なって。本当に申し訳ない」

yaoshi 「全然OKッスよw ボクはベガスよりこっちの方が良いですw」

正直そう言ってもらえてうれしかった。

この時は、「建前かな…?」って思っていたが、帰国後にメールでやりとりした時、この時の言葉が本当だった事が解り、今は尚一層うれしく思っている。


実働を開始したが、この天気。

こっちはさっきも言ったがほとんど雨が降らないため、雨が降ると全くと言って良いほど街に人がいない。

さらにこの周辺地域は非常に治安が悪く、現在進行形ギャング同士の抗争が続いており、

「玄関をノックして家にいる人は、8割がギャングですよw」

とサラッと言ってのけるyoshiくんの言葉に、みんな正直震えた。

あのマサさんですら、

「いや、マジハンパ無いねぇ…怖いよw」

と言うてしまうくらい。

MOV_0057.mp4_000014205.jpg




動画撮影もサンノゼ同様試みたが、恐怖のあまり全く撮れず。

↑ のような中途半端なモノになってしまった。

それでも、1時間強は何とか歩き続け、少数ながらも受け取って貰う事が出来た。


その後、昼食にyoshiくんオススメの「屋台タコス」を頂く。

d990d81d.jpg






↑ のイケてるトラックが厨房兼ショップである。

ここでは本場のブリトーの他、タコスや名前を忘れたがメキシカンバーガーのようなパン等を食べられる。

yoshiくんが頼んだのはコレ ↓ 「ブリトー」

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ボクの指の尺度で判断してもらえればと思うが、コレで半分の大きさ。

完全体はめちゃくちゃデカイしボリュームがすごい。


マサさん&まるやさんはこちら ↓ 名前忘れた「メキシカンバーガー」

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コレはパンが軽く揚げてあるらしく、コレまたボリューム満点。


koo&ゆうくんはこちら ↓ 「タコス」のチキンです。

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↑ を ↓ のようにソースをかけて食す。

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絶品です。

ライトなのに腹持ちよく、本当に美味いです。


午後からは、「LAにいる人なら誰でも知っている」という、LAダウンタウンの「Olvera street」へ。






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2月6日(月)

2月6日(月)のBGM ↓





見上げると灰色の空。

雨期のサンノゼだからしょうがないが、あいにくの空模様。


マサさんとテラスで朝の一服。

お馴染みの光景になってきたが、それも今朝で最後。


koo 「どうだった?サンノゼは?」

マサ 「いやぁ正直離れたくない。寂しいよ…もうちょっと呑んで話したりしたかったさ…」


彼は非常に正直な男なので、建前とかではなく本音だろう。

でもこうやって思ってくれる事が、何より嬉しかった。

これから3年間一緒にやっていく仲間として、本当に頼もしい男だと思った。


hiroさんがいなり寿司を握ってくれた。「コレの方が車内で食べやすいやろ?」

2年前も握ってくれたのだが、hiroさんの握るいなり寿司は本当に旨い。

こういうhiroさんの優しさが、ボクらにとって本当に心温まり、何とも心地の良い空気を与えてくれる。


思えば3日間、この優しさに甘えてばかりだった。

センターというかこうやってアメリカに拠点ができて、安心して実働出来たりするも、全ては先輩達、それを受けてくれたhiroさんのおかげだ。

感謝・感謝・感謝に尽きる。

「この思いを日本に帰って、1人でも多くの人に伝えなきゃ…」

それが、アメリカに来させてもらったボクらの責任だと思った。



「また必ず会おう!」

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名残惜しくも、hiroさんに別れを告げ、ボクらを乗せた「トヨタ シエナ」は、600km近く離れたLAを目指し走り出した。



運転はhiroさんの強い要望を受け、ボクがさせてもらった。

先に定番のウォルマートに立ち寄り、ひたすらRUTE5に向け走り続ける。

目指すギルロイ・プレミアム・アウトレットはLAに向かう途中のRUTE152にあるので、そんなに時間を掛けず、立ち寄れる予定だった。


だが、しかし。


いくら走っても着かない。

途中、スタンドの売店で定員さんに道を尋ねるも、合っていたので走り続けたのだが、それでも着かない。

さすがにここで運転中のボクは気づいた。


「逆に走ってね?」


予感的中、WESTに向けて走らなきゃならんのに、EASTに向け走っていた模様。

時計を見ると、予定時刻を大幅に過ぎた14:00越え。

このままではLAに着くのが20:00を越えてしまう。それはさすがにヤバイ。


途中でUターンし、かなりの速度で走り出す。

周りには本当に何も無い。ひたすら地平線が見えるだけ。

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「こんなトコで停まってもうたら…氏あるのみ…」


全員がそう思っていただろうと思う。


サンノゼから3分の2程走り、ここで運転をスイッチ。

今度はマサさんのドライビング。

さすがに上手い。


途中フリーウエイ上に、木製のパレット ↓ が丸ごと1台落ちていて

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慌ててハンドルを切るも、右前輪が践んでしまった。

マサ&koo 「うぉおおおおおおおおおお!!!!!」

イヤね。マジでオワタと思った。


遠くに街の明かりが見え始める。

LAでは当たり前の渋滞を抜け、ハリウッドへ。

看板のライトが半分消え、営業しているのか?していないのか?解らない状態になっていたが、何とかボクらのモーテル、「ハリウッド・センター・モーテル」へたどり着いた。


部屋に荷物を下ろしていると、携帯が鳴った。

hiroさんからだ。

hiro 「無事着いた?」

koo 「着きましたよ」

心配して掛けてきてくれたhiroさんと次回の渡米のコトも含め30分ぐらい話し込んでしまった。

いくら話しても話題は尽きない。



その後、すぐ横のドラッグストアでビールを買い込み、モーテルで1杯。

さすがに疲れが見え始めた中日。



「今夜はゆっくり休もう」



そう思いバスルームへ向かうも、シャワーのお湯が水しか出ず、

「何故アメリカで滝行に打たれにゃならんのだ?」

とマサさんと2人困惑しながらもそれぞれ深い眠りについた。








 

2月5日(日)

2月5日(日)のBGM ↓





いつもの感じでテラスにて一服。  (以下画像全てクリック拡大)

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今日はサンノゼ最終日。

みんなそれを解ってるから、誰も口にはしないけど、少し寂しさが漂う。


ここの庭は面白いことに、天然のレモンが実っている。

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前の持ち主が植えたらしいが、hiroさん曰く「何もしなくても勝手に実る」らしい。

すげぇぜレモン。強いぜレモン。



午前中はセンター敷地内の手入れをした。

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3日間もお世話になった場所。丁寧に出来る事を精一杯させて貰った。

いつ誰が来てもいいように。

みんなで丁寧にさせてもらった。

毎日そう思いながら、1人で手入れをしているhiroさんを想うと、少し泣きそうになった。



こちらがアフター ↓

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ビフォーはmovieで撮ってあるので、また後日。




hiroさんの「プリウス」の洗車もさせて貰った。

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写真撮りながら、マサさんとゆうくんが丁寧に丁寧に洗ってるのを見て、彼らの心意気をとても感じた。


正面から見たセンター ↓

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カリフォルニアの青い空の下、センターを眺めていると、この場所を発つのが本当にイヤになった。



午後はセンターのマンスリーサービス。

hiroさんはとても喜んでくれた。

ここで初めてhiroさんから、

『ボクらがアメリカへ来てくれる事の嬉しさ、ボクらがアメリカへ来ると自分はこんな思いになる事、ボクらがアメリカへ来る事で自分に出来る事』

などたくさんの本音を聞く事ができ、改めて2年前に感じて帰って来たことへのアンサーが間違ってはいなかったんだと確信出来た。

そして

『何よりボクらがアメリカへ来るということが、hiroさんにとって活力・原動力になっているという事実』

が、何よりも嬉しかった。


『ボクらは決して無駄な事はしていない。こうして1人でも多くの仲間が、元気になり、勇んで毎日を通れるんだから。』


そう思うと、「海外旅行だの、ただ名目を使用してツレに会いに行くだけだの」と、散々言われてきた事を思い出し、ハラワタ煮えくりかえりながらも

「目の当たりにしている喜び、真実を喜ぼう」

と、気持ちを切り換えた。


ボクは親父や先輩からアメリカへの思いをずっと聞いてきた。

少ない限られた予算・時間の中で、繰り返し繰り返し先輩達が続けてきた結果がココにある。

それを何故喜べないのか?

ココに達するまでに、何人の人が思い考え実行に移してきたと思っているのか?

更に言うならばそれらの事実・過程に全く耳を方向けないってコト自体、おかしいと思わないのだろうか?


気持ちを切り換えたにも関わらず、スッキリしない苛立ちを持ちながら、ボクはhiroさんやみんなの前で宣言した。


「Young men's associationはアメリカへ来ることを決して止めません。絶対に続けます。」


そうなんだよ。続けなきゃ意味がない。

形がくずれようがなんだろうが、「アメリカへ来る」と言うコトを続けなければ意味がない。

そして伝えて行かなくてはならない。

ボクらの次の世代へ。コレが何より大切だ。



先輩達がそうしてくれたように。






 

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