女子柔道の指導方法について、色々揉めてますな。
結局、監督辞任したわけですが、告発した選手15名の実名公表は無しとのこと。
ボクは選手でもなければ何でもないので、真実を知るのは不可能なんですが、コレって本当に微妙な難しい問題ですよね。
柔道って武道でもあるわけじゃないですか。
ここが他のスポーツと違うとこだと思うんですよね。
そりゃ意味のない暴力・体罰ってのは勿論ダメなんですが、鉄拳指導はアリだとボクは思うんですよ。
スポーツに限った話じゃなくてね。
ボクも4年間格闘技やってました。アマチュアですけど。
吉田選手とか山本KID選手とかのおかげで知名度が上がってきてるレスリングです。
ハッキリ言いますが、練習中の体罰?というか鉄拳指導なんて常識でした。
記憶を飛ばした事は2度ほどあります。もちろん監督の鉄拳で。
でもそれでボク自身が監督の前で萎縮してしまって、何も出来なくなってしまったか?
練習が怖くて出来なかったか?
否。
そんなことはありません。
監督は本気でボクの事を考えてくれていたし、「親御さんから預かった以上、大学は行かせてやりたい!」と最後の最後の大会まで、熱心に指導してくれました。
ボクは監督がいなければ高校卒業なんて出来なかったし、今の自分はあり得ません。
本当の恩師です。
ボクの結婚式にもビデオ出席してくれまして、本当コレはサプライズで、観たときに涙がでました。
「kooよ。男はね、女を守るために生きてるんだよ。それを忘れるな。」
シンプルだけど心に響く言葉でした。
レスリングを始めて2年目の年に、先輩から指導を受けました。理由は「1年が成ってない。おまえらの指導が悪い」って事です。
でもボクらは初めて先輩に刃向かいました。
「ボクらは1年に、ボクらのような思いはして欲しくないんです。やるべき事はちゃんとさせますから、勘弁して下さい」と。
先輩方は「おまえらがそれで良いならもういい」とその後は、何も言ってきませんでした。
しかし、それから5年~6年後、ボクらの部は廃部の危機を迎えました。
お察しする事はできると思うのですが、理由は「1年が成っていない」ため、起こした不祥事で廃部になりかけたのです。
何とか廃部は免れましたが、全国優勝、地方ブロック制覇など輝かしい実績を残してきたレスリング部は、傷つきました。
今では、大きな成績の噂は聞きません。
結局何が言いたいか?って事なんですが、体罰というか鉄拳指導って必要悪だとボクは思います。
特に日本人には。
コレは何とも形容しがたい事なのですが、この感覚は外国人にはわからないと思うのです。
日本人だからこその必要悪だと思うのです。
形は違うのかもしれませんが、戦後の日本の復興する姿、過程にもこの必要悪は存在していたと思うのです。
それがあったから世界第2位の経済大国にまでなれたんだと思うのです。
これらは完全にボクの持論ですが。
結局ですね。「事なかれ主義」ってのがダメなんですよ。そしてそれに「流れちゃいなよ。流れればいいのよw」みたいな。
こういうのがダメなんですよ。
個人でストイックに求めて結果を出せる人もいますが、そういう人の心の奥底にあるのは、どこまでも自分自身に対する鉄拳指導だと思うんですよね。
ストイックってそういう事なん違いますかね。
そして今回の15名の選手のように、何かアクションを起こして、それがキッカケで変わるようなら、それを指導者や上の人間に任せるだけではなくて、変えてしまったキッカケを作った自分たちが、後輩たちや後継者にそれをしっかり伝えてゆくことが大事だと思うのです。
ボクらもあのときコレをしっかり後輩たちに受け継ぎ、伝えていけば、廃部の危機なんて訪れなかったかもしれません。
変える方にも、変化を訴える側にもリスクがあるんですよ。絶対に。
暴力は絶対ダメですよ。コレは間違いないことです。
でも必要なんですよ。時と場合によっては。
それよりも何よりも個人で考える力落ちてきてるのがダメなんですよ。
「気づけない」のがダメなんです。
うーん。ここまで言っておいて言いたい事が結局なんなのか解らなくなってきたw
とにかく「事なかれ主義」はダメってことですw
んで、15名の選手。実名報道うんぬんよりも、メディアの前に出てきて自分の顔出してしゃべりましょうよ。
それぐらいで潰れるようなら、メダルなんて無理でしょw
って言ってみたw
暴力=Bourikiだけにwwww
「イジメ カコワルイ」
ホルモン最高!!!
(*´∇`)ノシ
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COMMENT
禿同
レスリングは
「パワハラは一切ない。全て信頼家関係でやっている」とのこと。↓↓↓
http://blog-imgs-43.fc2.com/k/o/k/kokko88/WP_000445.jpg
信頼関係って大事だよなぁ。
ここーさん
>信頼関係って大事だよなぁ。
その通りですよ。
これ以上に大切なものはない。
ウチの高校といつも決勝争ってた学校の監督がね、竹刀持って歩くおもくそボウリキな監督だったんですよw
それをウチの監督が見ててね、「あれじゃ選手は育たんよ。恐怖で支配するなんてのは弱者がすることだ」って言っててね。
そん時は「イヤあんたもどつくやんwww」って思ってたんだけど、違うんだよね。
ウチの監督の鉄拳には、愛があるのよw
「コイツを何とかしてやりたい。この思いがわからんか!」ってねw
勿論、ただ鉄拳だけじゃないからさ、ちゃんと過程があっての鉄拳だから、こっちとしては恨みようがないのよ。
「すんません!本気でやります!」みたいなw
ホンマに信頼関係は大事ですわ。