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「おもしろき事もなき世におもしろく すみなすものは心なりけり」 by 高杉晋作

   
カテゴリー「日々」の記事一覧

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今にも落ちてきそうな空の下で

今日は14日。上級の納めの月次祭でした。

実は朝から決めていたことがありました。

それは

「彼のお墓にいくこと」。

埋葬の儀の時は出席して、お手伝いさせて頂いたのですが、建碑式後は一度も寄っていませんでした。


彼のお父さんを送っていく傍ら、コンビニに寄らせてもらって、彼が好きだったブラックコーヒーとフィリップモリス3mのロングを買いました。

お父さんを教会に送り、そのまま墓地へ行きました。


コーヒーのフタを開け、フィリップモリスに火を点け墓前に置き、僕もタバコに火を点け缶コーヒーで乾杯。

やっぱりだめだったな。

涙が出た。



「諏訪湖さんでぇ」



彼の声が聞こえた気がした。


15分くらいいたかなぁ。

色々話しましたよ。

これからのことやホント色々。


「また来年も頼むわ」。


そう言ってその場を離れました。



来年も。


な?



頼むで。






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激情と情熱と

先日ウチの出先会社で人事異動が発表されました。

どんな組織でも人事はありますよね。

僕は今の仕事を始めて丸2年経ち、今3年目。

教会長と二足の草鞋を履きながらなので限界を感じることもありますが、何しろ今はこんな世の中。

中々投げ出すわけには行かないのが現状です。


僕は天理教の看板を背負ってますので、僕の行動=天理教の人の行動と捉えられます。

ですから胸張って仕事してます。

言葉使いや気遣いはもちろん、その他諸々一生懸命させてもらっているつもりです。

この信仰者として仕事へ取り組む姿勢というのは、僕の親友が身をもって示してくれたひな形がありますので、心折れそうなときもその親友の姿を思い出しては、踏ん張っております。


にいさんいつもありがとうw

コメントもありがとうw


で、そんな甲斐あってか、会社の方々から信用していただいております。

今回の人事で異動になってしまう方や、不満を感じた方などから、お話を聞かせて頂くことが多いです。

2、3時間ぐらい話を聞いているときもあります。

そんなときいつも思うのです。

「結構やなぁ」と。


人から「ちょっと聞いてくれるかい?」とたとえ聞くだけでも頼りにされるというのは嬉しいものです。

親々のお徳の表れやなとつくづく感謝しています。


私たちは一人一人個性があり、一人として同じ人間はいません。

似たような考え方や感じ方をする人はいるでしょうが、まったく同じことを考え行動する人はいません。

だから夫婦は成り立つし、逆にもめ事も起こるし、また逆に一緒に感動の涙を流したり出来るんだと思うのです。

個性って大事ですよね。

誰だって一人は憧れる、リスペクトする人間がいると思います。

その憧れに自分はなれません。

でもそこに近づこうとする歩みは決して無駄ではないはず。

それを積み重ねることによって、気づくと自分が誰かからリスペクトされる人間になっているんだと思います。

そういうのって大事ですよね。

またそういう気持ちを持つことが何よりも大切なんだと思います。

僕たち甲府分会の皆さんも、一人一人そういいう気持ちを持って、日々を通って頂けたらと思います。

それは何よりも結果として自分に返ってきます。

さらにはそれが波紋となり、国々所々の教会活動に繋がってくると思います。


青年だから出来るんです。

そこんとこ忘れちゃなりません。

歳とってからじゃ出来まへんでw





トモダチ

12月ということで、納めの月次祭です。

思い返せばこの1年は本当に色んなことがあった。

僕のお預かりしている教会の創立百周年記念祭も今年。

そして



教友が出直したのも今年。

百周年に向けての教会整備ひのきしんも、彼が生きていれば勿論一緒にやっていただろう。

当日だって彼なら当然神殿にいただろう。

あれだけ来てくれた青年会のみんなが集まってる姿をみて、彼の父親はどんな気持ちだっただろう。



今でもハッキリ声や、笑顔や、口癖やと何もかもハッキリおぼえている。

僕らはいつか出直す。

そんなことはわかっている。

だけど

未だに納得はしていない。


彼の出直しの報を電話で受けたとき、今まで生きてきた中でこれ以上ないくらいパニックになった。

とっさに会社に電話をし、「今日休ませてほしい」と願い出て、すぐに車を走らせた。

車内から震える手で一番信頼している先輩と親友に電話をかけた。

そのまま現場へ行き、確認手続きをして彼を残し、彼の自宅へ向かった。

「どうして…」

そんなことしか考えられなかった。

彼の車を引き上げに、急遽頼んだ車屋さんのトラックで再び現場へとんぼ返りした。

自分の教会に帰ってきたのは明け方4時過ぎ。

なんであんなに時間がかかったのかよくわからない。

でも

ひたすら山中を走り続け、同じ疑問を繰り返し繰り返し頭の中でつぶやいていたことは覚えている。



葬儀を終え、1人車で自宅へ戻る最中、初めて涙が出た。

ありえないくらい泣いた。

運転しながらだから危険きまわりない。

けど

涙は止まらなかった。




僕ら天理教の青年会員だ。

あらきとうりようだ。



色んな思いを背負って生きている。

青年会だからこそ、救える命があるんだ。


もう二度と、もう二度とあんな涙は流したくない。

だから

絶対悔いが残るような青年であってはならない。

一人一人性格もちがうし環境も違う。

だけど忘れてはならない。

僕らは

色んなものを背負って、胸張って、前だけを見て進む青年会員なのだ。


モチベーションなんか下がるもんか!


残った僕らは何が出来る?

これからの人々に何を残せる?




そんなことを考えながら通った一年でした。


来年はどんな年になるかな?









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