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BITE THE DUST

「おもしろき事もなき世におもしろく すみなすものは心なりけり」 by 高杉晋作

   

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平和の琉歌






名曲れす。




・゚・(つД`)・゚・




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君が思い出になる前に

昨日の話とちょいリンク。

人にやさしく。


ボクが>1だったらどうしただろうか?

暫く考えてしまった。


そして、大切な何かを再確認させてもらった気がする。




「かわいそうな15歳の少女を抱いて警察の世話になった話」


1:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:31:03.01 ID:nuknGo1w0

昔話だけど聞くか?


3:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:31:49.37 ID:3gzn1Gr/0

はよ


6:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:36:27.00 ID:nuknGo1w0

書きためてないから遅いけどごめんな。だいぶ前の話。

登場人物 当時スペック

宏之 19歳 俺。大学生。アパート一人暮らし。講義には出ずバイト命。
悪男 23歳 バイトの先輩。かなり不良(俺には優しい)
愛川 15歳 愛川ゆず季風。テレクラで引っかかった女。やかましく活発。
涼子 15歳 国仲涼子風。この話の主人公。愛川についてきた女。暗い。静か。



7:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:37:59.81 ID:nuknGo1w0

あれは俺が大学2年生の夏のこと。
早めにバイトが終わり、アパートでテレビを見ていた。
夜の11時くらいだったか、バイト先の先輩、悪男から携帯に着信。

悪男「おー、宏之。おつかれちゃーん。ヒマ?」

だいたいこの時間の悪男からの、軽い口調の電話はロクな事がないが
先輩だし無視するわけにもいかない。



8:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:39:06.47 ID:3gzn1Gr/0

15の国仲かぁ


なんかいいなぁ


9:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:40:20.38 ID:nuknGo1w0

あ、はじめに言っておくが、かなり長いぞ。
パンツは、まだはいとけ。いいとこ来たらサービスすっから。



11:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:43:18.77 ID:6STB5FCB0

期待


12:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:43:50.83 ID:nuknGo1w0

俺「あーお疲れさんス。まぁ用事はないっスけど、何か?」
悪男「あのさ。テレクラで女引っ掛けたんだわ。」(そんな事だろうと思った)
悪男「それがさぁ、1人余分に付いて来たんだわ。片方面倒見てくんね?」

余りもの処分か・・・やっぱしめんどくせぇ・・・はぁ



14:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:46:39.74 ID:nuknGo1w0

俺「今からスか?」
悪男「おぅ。いつものマクドの駐車場だから待ってるわ。車で来いよ。」

しょうがねぇなぁと、しぶしぶ出かけることになった俺。
アパートから車を走らせ、町外れのいつものマクドへ行く。



15:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:51:28.82 ID:nuknGo1w0

暗がりの駐車場に悪男の車があった。
すぐ隣の枠に車を停めた。
悪尾の車の中には助手席と後部座席に女がいるようだ。

すぐさま悪男が車から飛び出して、こっちの車に乗り込んできた。

話の内容はこうだ。

テレクラで引っ掛けたのは、今助手席に乗っている愛川という奴。
ところが待ち合わせてみたら、なんか暗いのが一匹付いてきて
悪男的には、愛川本命で涼子の方は邪魔。
おまえにやるから適当にどっか連れて行け。という指令。



19:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:55:13.12 ID:yapcXH7N0

19歳アパートひとり暮らしで車持ちか
ぱねぇw


21:名も無きひじき:2012/01/22(日) 00:58:01.97 ID:nuknGo1w0

>>19
大学いかずにバイト4件かけもちしてたから年収300くらいあった。
源泉もなかったし、まるどりで割とリッチだったよ。

手が寒い。遅いのかんべん。



22:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:00:04.94 ID:nuknGo1w0

俺「あんた、急にもって帰れ言われたって困りますがな。」
悪男「そこを何とか頼むわー宏之ちゃん。」
俺「いきなり渡されても困るし、とりあえずカラオケ行きません?」
悪男「おう。そんならおごるわ。行こうや。」

ということで2台に分乗しカラオケに行くことに。
もちろん悪男のご希望通り、涼子はこっちの車へ。



25:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:10:38.30 ID:nuknGo1w0

俺「こんばんわ」 涼子「こんばんわ」
俺「名前は?」 涼子「涼子」
俺「俺は博也。ひろくんでいいよ」 涼子「はい」
俺「若く見えるけど何歳?」 涼子「17」
俺「俺19。飲み屋でバイトやってる。よろしくね」
涼子「お願いします」

少し話しただけで、涼子はテレクラなど無縁の娘だとすぐわかった。
助手席で終始下をうつむいたままで、顔すらよく見えない。
いくら話しかけても「はい」ばかりで自分から何か言い出すことはない。
悪男が嫌がったのも無理はない。どう見てもこの女はハズレだ。
しかし、何でこんな娘が・・・と疑念を懐きつつ車はカラオケ店へ。



26:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:13:41.41 ID:nuknGo1w0

カラオケ店では、悪男と愛川がメインで大はしゃぎ。
場違いな雰囲気の涼子は、ただ手拍子と拍手のみ。マイクも握らない。
悪男に呼び出しくらった俺的にもテンション上がらず
まぁ話の流れとして、当然だけど二極分化でドッチラケ。

ほどなく悪男&愛川組から、アイコンタクト。
(俺たち消えるから、後よろしくね~)的な・・・

はい。はい。まぁそういう段取りでしたからね。了解でつよ。



27:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:19:38.88 ID:nuknGo1w0

ほどなくして、悪男&愛川はどこかへ消えてしまった。
涼子もそれはわかっていたようだ。
座ったままで俺の出方を伺っている様子。
悪男のこの後のパターンだと、たいてい女と問題起こして
ぐだぐだ電話をかけてくるので速攻携帯OFF。
涼子と2人残されてしまったので店を出る。

俺「さぁ店出るよ」
涼子「どこ行くんですか?」
俺「うーん。帰ろうと思うんだが。送るよ。」
涼子「・・・帰るんですか・・・」

涼子は何やら都合が悪そうな顔で答える。
俺にしてみたら、当初の悪男の要求は達成したわけだし
涼子といてもつまんないので、さっさと家に帰りたかった。



31:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:25:48.02 ID:nuknGo1w0

涼子を車に乗せ店を出る。
どうせこんな夜遊びしたこ事もなさそうな子だし
無理やり連れて来られたんだろうから
すんなり帰した方がいいと思った。

俺「家どっちよ。近くまで行くから。」
涼子「・・・・・・・」
俺「どしたの?」
涼子「帰りたくないです。」
俺「えっ?そうなの」
涼子「・・・ホテル・・・行きたい・・・」
俺「へ?」
涼子「え・・・えっ・・えっちしたい・・・」
俺「何いってんのー?ちょっと」


32:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:26:22.36 ID:Mi8r93ao0

結構昔か


34:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:31:13.47 ID:nuknGo1w0

>>32
かなりね。旧世紀だw


35:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:31:48.19 ID:B3R/8ySN0

とりあえず張り付いてみる。


39:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:37:30.33 ID:nuknGo1w0

まさか、涼子のような娘がこんな事を
言うとは予想してなかったので驚いた。

書き忘れていたが、くそ暑い真夏の夜だというのに
涼子は上下長袖のウェット。
薄汚れた靴下におばちゃんサンダルである。
これはもしや家出少女か。そう推測して間違いないいでたち。

まいったなぁ。えらいの引き受けちゃった。悪男め。
俺「あのさー。家出してきたの?」
涼子(黙ったまま首を振る)
俺「だってさ。さっき会ったばかりで殆ど声すら聞いてないよ」
俺「君みたいな娘がそんな状況でセクロスしたいなんてありえないよ」
涼子「・・・・・・」
俺「いくらなんでも無理だから。場合によっちゃ警察行くよ」

涼子驚いて顔を上げる。必死に涙目でこっち見てる。



40:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:43:51.73 ID:nuknGo1w0

おいおい、まじかぁ家出少女だよ。行き場を失う俺。

さっきのマクドに放置してもいいんだが、あそこは悪男のツレが
鉄パイプ持ってバイクで夜中たむろしてるから、
とてもこの子一人放り出せる場所じゃない。

ひとまず通りがかりのコンビニに車を止め涼子を問い詰める。
俺「ほんと困るよ。どこから来たのさ。正直に言って」
涼子「・・・・・・」
俺「家出じゃないの?」(涼子激しく首を振り否定)

だめだ。
この時俺は近くの交番前で涼子を下ろす決断をする。



43:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:47:54.34 ID:nuknGo1w0

俺「仕方ないなぁ。交番まで連れて行くから、後何とかしな」
そう涼子に言い放ち、車を動かそうとハンドルを握るや否や
突然涼子が助手席から身を乗り出し、俺の腕を掴んだ。

はたと俺は涼子を見る。もう目は真っ赤だ。
泣きそうになりながら、上目遣いで俺を見つめ

涼子「私じゃダメですか・・・グスン・・」

はい。俺3秒で撃沈

15歳の国仲涼子似に車ん中でこんな事言われてみろ。
誰だって沈むわい。



45:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:52:07.83 ID:79pSxS3B0

>>43
見損なったよ!w


47:名も無きひじき:2012/01/22(日) 01:55:13.50 ID:nuknGo1w0

俺「いいの?」(涼子は黙ったままうなづく)

はぁ・・・仕方ない・・・行くか。

俺やりたい盛りの19歳だ。
相手は17(自称)だし、つい先日まで高校生の彼女と
してたから別に罪悪感などもない。

車をラブホテル街へと走らせていく。
この間もまた涼子は下をうつむいたまま。
何か事情があるようだが、この時はまだ
俺は事の重大さを知る由もない。

ただ、なぜこの娘がこんな事をしているんだろう
という疑問を持ったままだった。


48:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:01:02.28 ID:nuknGo1w0

涼子とホテルの部屋に入る。
涼子はやはり初めてのようだ。

部屋に入るなりどうしていいかわからず立ち尽くしている。
とりあえずベッドに腰掛ける俺。
タバコを一服して、何気なくテレビの電源を入れ
涼子を隣に座らせ、最後通告だ。

俺「ここまで来ちゃったけど、嫌ならいいんだよ」
涼子「・・・・・・」
俺「ほら、そうやって黙っちゃうから気になるんだよ」
俺「何か事情がありそうだけど、ほんと正直に話してみ?」
涼子「・・・・ない・・・です。」



49:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:02:04.68 ID:tODBYIXm0

愛川に売春を強要されていたのか・・・ふぅ


50:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:02:13.51 ID:cTYzWsUH0

wktk
はよ


55:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:06:34.35 ID:nuknGo1w0

かぁ、絶対何かありありだわぁ。

俺「無理は言わない。本当にそういう事がしたくて来たの?」
涼子「はい」
俺「本当にしちゃうよ」
涼子「お願いします」
俺「・・・・・そう」

しかし、お願いしますって何だよ。
まぁここまで付いて来ちゃったからもう頂くことにする。

涼子「あの・・・・」

おっ、少し気が変わってくれたか?



56:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:16:08.22 ID:nuknGo1w0

涼子「あの・・・お酒飲まないんですか?」
俺「へ?何を急に」
涼子「さっきから博也だけ飲んでないので」
俺「いや。車だし・・・悪男は不良だから関係ないけど」

ここでも何やら都合の悪そうな顔になる涼子。
すぐに表情に出る娘だ。

俺「お酒は好きだし飲みたいけど、俺飲むと泊まりになっちゃうよ」
涼子「はい。いいです!」(今日イチの明るい返事)

何なんだよ一体・・・ということで泊まり決定で
涼子の勺で冷蔵庫にあったビール3本とカクテルを飲んだ。

さっきしゃべってもないのにセクロスすんのか、と言ったせいか
無理からあれこれ話しかけてくる。早々しているうちお酒なくなる。
涼子「酔いました?」
俺「んー全然。ウイスキーボトル開けるくらいじゃないとね」(俺酒豪w)
涼子「あ・・・そうなんですか」(また表情曇る)

なんだか、酔わせようとしているみたいだが訳がわからん。



57:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:19:18.31 ID:nuknGo1w0

はいはい。こっからですよ。暖房入れたか?


58:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:20:46.14 ID:B3R/8ySN0

暖房のなかにパンツいれた


59:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:21:51.91 ID:Mi8r93ao0

パンツピーターパンにあげた


60:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:22:47.44 ID:ZL9wRNfV0

パンツが別れを切り出してきた
受け入れようと思う


61:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:23:25.01 ID:nuknGo1w0

そうこうしているうちに午前2時前。もう遅い。
俺「そろそろいい?」
涼子「・・・あ、はい」
俺「お風呂行くよ」

涼子をやさしく抱き寄せキス。
涼子も抵抗することなく身を預けてくる。

涼子「明かりもう少し暗くして・・・」
俺「あ、いいよ」
涼子「あと、眼鏡も」
俺「極度の近眼なんだけどなぁ・・・」

やはり恥ずかしいのかな。言うようにしてやる。
間違いなくこういう場所は初めてのはずだ。
いや、かなりの確立で処女のような気がしてきた。



62:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:23:38.54 ID:t421W1m20

よし!パンツ脱いだ


63:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:24:27.43 ID:/7hHqWPX0

パンツに振られた・・・


64:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:25:25.02 ID:p/u0vSPIO

タンスの角にパンツぶつけた


66:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:27:26.12 ID:wr1uGrPNi

だれか私のパンツ知りませんか?


72:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:41:21.29 ID:nuknGo1w0

部屋も暗いし、眼鏡を外している時点で涼子はよく見えないのだが
あまりに涼子が恥ずかしがるため、最上級デリケートコースでエスコート。

涼子を後ろ向きに立たせ、服の上からバスローブを肩にかける。
後ろから優しく抱きながら、ゆっくりと服を脱がせてゆくのだ。

涼子は慣れていない。耳元で指示しながら
まずはバスローブを俺が持ち、涼子を隠すようにした上で
自分でスウェット上下を脱がせる。

涼子が下着だけになったのを確認し、バスローブを羽織らせる。
ここで慌ててはいけない。一呼吸おいて少し抱きしめる。
後ろから耳もとあたりを舌でなぞりつつ、
涼子の手をぎゅっと握ってやる。


73:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:44:23.37 ID:nuknGo1w0

涼子はくすぐったい素振りを見せつつも
やや高揚し始めたのか、少しずつ吐息が漏れ始める。

涼子「ん・・・はっん」

ちょっとほぐれてきた頃合に左手は涼子の手を握りつつ
右手を胸元に沿わせる。

涼子「んんんっ・・・」

おっ。中々反応がいいぞ。上物の予感。

ここも後ろから、そっとブラを外して
水泳の時の着替えの要領でバスローブを着せたまま抜き取る。
下は簡単だから一連の流れの中で自然に脱がせていく。

涼子は小柄で、それほど胸も大きくなかった。
BからCくらいだろうか。優しく胸を撫でる。

涼子「あんっ・・・」

よしいいかんじ。



76:名も無きひじき:2012/01/22(日) 02:57:22.57 ID:nuknGo1w0

涼子の手を握っていた左手を、
今度は逆に涼子に俺の手首を握らせつつ
手のひらで優しくそっと撫でるように
涼子の黒林の中へと沿わせていく。

涼子は俺の手首を握った状態だから
本当に嫌だったり痛かったらすぐに
振り払うことができる。
これなら彼女にも安心してもらえると思う。
しかし、涼子は一切抵抗することなく受け入れた。

だが焦ってはいけない。ここではこれまで。
優しく涼子の体を愛撫しつつ
後ろからバスローブの腰紐を結んでやる。
涼子の裸が見えない状態にしてから
こっちに振り向かせて、手のひらでそっと目を閉じさせる。
ゆっくりと抱きしめ、優しくキス。

涼子は、耐え切れないように吐息を漏らしつつ
むしろ自分からキスをしてくる。
とりあえずもう後に戻る気はないようだ。



77:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:00:41.92 ID:nuknGo1w0

涼子をお姫様抱っこで抱きかかえ風呂場へ
湯船に使っていったんリラックス。
涼子もこの頃になってようやく気が許したのか
少し自分から話を振り始めてくるようになる。
ちょっと笑うようにもなったのでひと安心。
ひと通り体を洗いあっていよいよベットに戻る。



78:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:05:54.69 ID:nuknGo1w0

ベットで涼子を抱きかかえる。
俺「いいね?今ならまだ間に合うよ」

黙ってうなづく涼子。

涼子の乳首を唇と舌で弄びつつ
涼子の恥部に指を這わせる。
意外なほど抵抗なく、すっと沈み込んでゆく。

涼子「はっ・・・ふぁ」

俺「大丈夫?痛くない」 涼子「うん」

この時から涼子の返事が「はい」から「うん」に変わる。



79:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:06:11.80 ID:qDaEoG5O0

わくてか


82:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:13:39.87 ID:nuknGo1w0

涼子は意外なほどに湿っていた。指が焼けるように熱い。

涼子「あんっ。はぁっ、はあっ、んっく」

涼子の声が次第に高ぶっていく。
涼子が不意に俺の肉棒を掴んできた。

涼子「お口でさせて」

涼子はそう言うと起き上がり、俺の足元の布団にもぐりこむ。
きっと恥ずかしいだろうから、布団はかけたままにしておいてやる。



83:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:18:29.01 ID:nuknGo1w0

ほどなく涼子の唇が肉棒の先に触れた。
唇と舌でカリの辺りをゆっくり、チロチロと舐めるのだが
歯は当たるし、うまく咥えることもできないようだ。
いかにも話では聞いたが、やるのは初めてちゃんの様子。
一生懸命やってるし、あれこれ言うのもヤボなので
涼子のやりたいようにせる。

が、これ、あんまりたどたどしいもんだから
かえって気持ちよくて、ちょっと辛抱たまらん近くなる。
いかん。もうだめ。



85:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:25:55.17 ID:nuknGo1w0

俺は布団の中の涼子を胸元まで抱き上げた。
俺「入れるよ」 涼子「うん」
涼子を下にして、ゆっくりと足を立てさせる。
手を握りしめ、優しくキスをしながら涼子の中に滑り込む。

涼子「あっ!ん・・・くっあっ」

半分ほど入ったところで、進入を止められてしまった。
もちろん涼子が意図してそうしているのではない事はわかる。
涼子はやや手足をつっぱりつつ、かなり内腿に力が入っている。

俺「怖くないから。痛かったら言うんだよ」

涼子はうなづくが硬く目を閉じたままだ。



87:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:31:16.58 ID:nuknGo1w0

俺は無理をせず、少しずつ涼子の中に入っていく。

涼子「ん・・・はっ、はっ、あっん」

濡れている量は十分だが、いかんせん硬く締め付けられる。
うーん。処女確定。

激しくならないよう、ゆっくりと動かしていく。

涼子「くはっ、あん。はぁん、ああん。」

涼子の声が高くなり吐息が荒くなる。
感じてはいるようだが、明らかに苦痛交じりだ。

涼子「あん。はぁん、んっくぁ・・・」
俺の手を握り締める涼子の手が小刻みに震えている。



88:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:34:33.75 ID:nuknGo1w0

少し苦しそうだ。いったん動きを止め涼子に聞く。

俺「やっぱり初めてだった?痛い?」

少し考えるように間をおいて答える涼子

涼子「初めてじゃないけど・・・」

俺「痛みはない?」

涼子「ちょっと。でもいい」

俺「無理しないでね」


90:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:42:32.62 ID:nuknGo1w0

再び動き始める俺。

涼子「あっ、あっん、うっく、はぁ、はぁ」

だが涼子の固さは一向に緩むことはない。
ここまでやっちゃったからなぁ・・・

最後までいっちゃうか、やめようか悩み始める。
そんな事を考えているもんだから、
自分としてはあんまし気持ち良くない。
涼子も俺の様子に気がついているみたいだ。

涼子「いいの。痛くないから平気」

絶対やせ我慢だ。
大概女がそんな事を言う時は痛いに決まってる。
さっき会ったばかりの女に気を使う訳ではないが
お互い気持ち良くないセクロスは嫌な俺。
すっと涼子の中から抜け出した。



91:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:50:53.26 ID:nuknGo1w0

えっ、と驚いたようにこっちを見る涼子。

涼子「えっ。やめちゃうの」

俺「だって痛そうだし、見ればわかるよ」

涼子「ごめんなさい」(半泣き)

俺「このまましても気持ち良くないでしょ」
俺「彼氏とかだったらまだ愛情もあるから別だけど
 今ここで痛い思いしてセクロスする理由なんかないよ」
俺「こういうのは遊びなんだから、楽しくないのはやめようね」

泣き出す涼子・・・

涼子「うぇぇぇ・・・ひっく、じゃもっかい口でする」

再び俺の足元にもぐりこむ涼子。



93:名も無きひじき:2012/01/22(日) 03:58:28.90 ID:nuknGo1w0

涼子はゴムを取り払った。

俺「ちょっと生だよ。」
涼子「いい。こっちの方が気持ちいいんでしょ?」
俺「いや、まぁそうだけど・・・口の中出ちゃうよ」
涼子「いいよ。博也さんなら」

涼子が再び、けなげなフ○ラを始める。
さっきまでの微妙な涼子の口加減がぶり返してくる。
涼子にも悪いしちょっとは早く逝こうと思ったので
俺が逝くまでそう時間はかからなかった。



95:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:03:13.81 ID:nuknGo1w0

涼子にとって不運だったのは、俺ごぶさただった事。
けっこうな量出ちゃった。
もちろん初めてだった涼子は面食らう。

涼子「チュッバっ。ペロペロ、レロレロ」

俺「くっ。もう出るよ」

涼子「ふわい。」

俺「んんん。くはっ!」(発射)

涼子「んむっ!ぶっ、ごほっ、げほっ」

俺「うわっ!ごめん」

涼子「ふわぁいぃぃ。けほけほ。」
涼子「結構飲んじゃったw 塩っぱいw てへへっ」

なんつーかわいい奴だコレ。
最後、お口フィニッシュだったものの満足俺。



99:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:15:52.68 ID:nuknGo1w0

涼子に水を飲ませ。臭いから歯磨きしておいで
と促したが、涼子から抱きついてきた。

涼子「このままでいい。ぎゅってして」

とりあえずバスローブを着させて腕枕で抱きしめる。
俺はあえて何も言わなかった。
ただ抱きしめた涼子の頭をゆっくりと撫でる。

涼子が本当に気持ちよかったはずはないが
最初セクロスをする前の不安げな表情はもう消えていた。
ただひたすら俺にしがみつき、体のぬくもりを得ようとしていた。
本当にこの娘は何なんだろうか・・・

時間はもう3時。いつの間にか涼子は俺の腕の中で寝ている。
おいおい、無警戒にもほどがあるぞと思いつつも
どうせ泊まりだし、俺も少し眠ることにした。

ここから事態は予測もしていなかった方向へ進む。
翌朝目を覚ました涼子から衝撃の告白を聞くことになるのだ。

その後の俺の判断が、涼子の人生を大きく変えることになる。
まぁこの時点でたいがい誤った判断な訳だがさらに大ごとなんである。



100:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:21:03.90 ID:nuknGo1w0

とりあえず第一部はここまでだ。

この後はちょっと俺涙ながらになるかもしんない。
ちなみに抜きどころはないぞ。

すっきりしたかどうかしらんがパンツはいて寝ろ。

だいたいのあらすじは、涼子衝撃事実告白。
生い立ちに同情する俺。俺にすがる涼子。しかし最終的に俺は涼子を・・・

ここで3割くらいだ。続編はしばし待て。茶飲んでくる。



103:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:26:19.65 ID:GO5TTUQZ0

>>100
早くしてくれw


101:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:24:03.07 ID:1AD5XamB0

待てない


102:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:24:45.22 ID:eE+UJKcN0

幸せなお話ならいいんだけど
スレタイ通りなら違うのかな


105:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:35:36.20 ID:nuknGo1w0

遠い記憶をつむぎながらだから遅いが始める。


先に目が覚めたのは俺だ。8時頃か・・・
涼子はまだ寝ている。おなかもすいたので
涼子と朝飯にでも行こうと悠長な気でいた。
隣で寝ている涼子をつついて起こす。

「おーい。おはよう。涼子ちゃーん」

涼子「うーん・・・」

目を覚ます涼子。一瞬はっとしたような目つきで
キョロキョロするがすぐに状況を飲み込んだようで
すぐに俺の腕にしがみついてきた。

俺「体調どう?」

涼子「うん。大丈夫」

俺「おなか減ってない?ごはん食べ行く?」

涼子「・・・・・」

ん?返事がない。なんだろうと思って
眼鏡をかけて涼子を確認しようとしたが
涼子が強くしがみ付くもんだから動けない。

俺「ちょっと、どしたの?」

涼子の方が震えている。泣いていた。



106:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:40:35.35 ID:nuknGo1w0

涼子「えっく・・・ひっく、ずずず・・・」

俺「何?何?何で急に泣き出すのよ」

涼子「うぇぇぇぇごめんなざいぃぃぃぃ」

なぜ謝るぅー!いよいよ意味不明だぞ。
なんか俺悪い事したか(しとるがな!というツッコミはおいといて)

涼子「私、脱走してきたんですぅー!

俺「だっ脱走ぉぉぉぉぉ!何といや!」



109:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:46:03.24 ID:dN2U1bQo0

脱獄か…


110:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:48:28.29 ID:TA0AgBKH0

施設から脱走?
寝れんやろw


111:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:52:45.20 ID:nuknGo1w0

涼子が堰を切ったように、怒涛のごとく話し始めた。
鼻水垂らしながら嗚咽して話すので
全部は聞き取れなかったのだが要約すると次のとおり。

・愛川と自分は児童福祉施設の入所児童で本当は15歳。
・昨日の晩、施設の消灯後に、愛川にそそのかされ脱走。
・着の身着のまま逃げ出したのでこんな格好。
・靴下のままだったので、近所でスリッパ盗んだ。
・自分はてんかん患者。親に虐待を受け精神疾患も併発。
・てんかんの薬も置いて来た。発作が怖い。
・飛び出したはいいものの所持金もなく愛川がテレクラへ。
・男引っ掛けて、酒飲ませてホテルで寝た所で金を奪う計画だった。
・ところが愛川ひとりで消えちゃった。マジで終わりと思った。
・しかし予想外に俺優しかったためつい安心。
・一気に緊張が解けちゃって、気が付いたら寝ててこの状況。

ということらしい。



112:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:55:16.18 ID:NGCWX95fi

あー…


113:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:55:41.96 ID:TA0AgBKH0

俺のおパンツ涙目


114:名も無きひじき:2012/01/22(日) 04:58:55.62 ID:TA0AgBKH0

発作が怖すぐる
それさえなきぁなぁ…


115:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:02:31.05 ID:lm2Yk8Bn0

てんかん持ちで薬ないなんて自殺行為・・・


117:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:07:44.81 ID:nuknGo1w0

うわぁ・・・何だよぉ。最悪じゃねぇかコレ。
どうしてくれんだ涼子よぉ。こっちも泣きたくなった。

が、そこはスーパーポジティブ俺。一旦状況整理。

・やけに町外れのマクドなのは施設の近くだから。
・主犯は愛川で涼子は付いて来ただけ。
・脱走といい金の強奪計画といいあまりに厨房。
・どうせ施設から捜索願が警察行ってる。
・悪男&愛川側の動きが不明。状況によっては既に追跡されてるかも。
 (実は悪男、後で俺より悲惨な状況に陥ってしまう)
・悪男経由でバレてたら、携帯は電源入れたら追跡受けて危険。

うーん。まぁ面が割れてる訳じゃないから慎重に行動すればいいか。
とりあえずは早々に出発がいいな。ラブホはまず探しに来るだろ。
って事でとりもなおさず、涼子に服を着せて速攻でラブホ出る事に。

が、しかしここで涼子が着替えようとせず、立ったまま動かない。

俺「おいおい。ちょっと早くしないと」

涼子「見てほしいの・・・・」

俺「何を?」

涼子はおもむろにバスローブを脱ぎ捨て、
じっと俺の目を見つめたまま、昨日あれほど
見られるのを嫌がった裸体を俺の前に晒した。

俺は涼子の体に刻まれた真実に直面し言葉を失う。



119:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:12:02.68 ID:TA0AgBKH0

うわぁっ…
なんとも言えねぇな…
つらすぐる



120:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:14:17.42 ID:Z48oFlWb0

こういう子を幸せにしてやりたいもんだな


121:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:16:44.29 ID:nuknGo1w0

涼子のいたいけな、幼い15歳裸体は改めて見ると折れそうに細い。
そこに場違いに刻まれた無数の火傷跡。
明らかにタバコを押し付けられたものとわかる。
手足、首、背中、数えることが出来ない量だ。

そのほかにも何でできたかわからない大きな痣や縫合痕。
手首にはリストカットの跡が・・・


なんという・・・・
どおりで真夏だというのに長袖の上下な訳だ。

涼子は今にもこぼれんばかりの、
大量の涙を目にためじっとこらえている。

15歳の女の子がこんな形で自分の裸体を晒すことが
どんなにつらいか想像に耐えらるものではない。

俺はすぐに涼子をバスローブで包み抱きしめた。

しかし、さらに涼子の告白は続く。



125:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:23:00.90 ID:kFkhkCn70

この展開やばいわ。夜回りせんせぇぇ


127:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:24:45.64 ID:nuknGo1w0

昨日、処女じゃないとは言ったけど、本当は処女「だった」
実はカラオケ店でトイレに入っていたら悪男に襲われて
無理やりやられちゃったらしい。


ぐはぁ・・・なんつう。悪男の鬼畜め。

それで無理やりだったので痛くて痛くて
俺とする時もまだ痛かったらしい。
最初の男が悪男だったもんだから怖くて仕方なかったけど
俺が優しくしてくれたのでほっとしたらしい。

で、悪い事をしているとはいえ、涼子の中ではありえないほど
優しく扱ってもらって本当にうれしかったんだと。
それでお金を盗むのはやめたらしい。



130:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:33:31.38 ID:nuknGo1w0

涼子の入っている施設というのは、身体障害を抱える子供や、虐待にあった子供を保護する施設。

自立困難な重度の子供も多く、涼子にしてみれば
24時間一緒に管理され死にたくなったようだ。
親に虐待され精神疾患を抱え、この4月から施設に放り込まれたと。

 親に捨てられた。

 施設なんかもう嫌だ。

もうどこにも帰れない・・・と言った所で泣き崩れてしまった。



131:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:33:57.78 ID:TA0AgBKH0

悪尾めぇ


133:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:40:08.77 ID:nuknGo1w0

この時点で俺にとって涼子がとんでもない荷物になってしまった。

これ以上面倒な事になっても困る。ベターな判断をするなら
さっさと施設に帰して、警察に出頭した方がいいのだろう。

だが、つらい思いをして俺を頼ってすべてを打ち明けた涼子はどうなる。
ここで施設に送り返してしまえば、きっとこの娘はまた

人に裏切られることを、

人に捨てられることを


さらにトラウマとして抱え込んでしまうに違いない。

愛川に出し抜かれ、悪男に犯され、俺に付き帰される。最悪だ。
もう、俺の判断は決まっていた。

涼子を守ってやらないと・・・

俺は涼子に服を着せ、引き返すことが出来ない選択肢へと踏み出す。



135:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:42:33.32 ID:nuknGo1w0

まぁ腹が減ってたらろくな思考にならない事は経験上知ってる。
高校時代受験が原因で軽く欝だったから・・・
少し離れた町まで車を走らせ、ファミリーレストランで朝食にした。



139:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:46:48.08 ID:TA0AgBKH0

運命と思ってやれる事やるしかないわな
俺も19歳ならそっちに踏み出してる



142:名も無きひじき:2012/01/22(日) 05:53:19.55 ID:nuknGo1w0

すべてを吐き出したのか、あれっきり涼子は黙り込んだままだ。
朝食にホットケーキをほおばっているが元気がない。

こうなってくると俺、かえって冷静沈着になるタイプなんで
ひとつづつ問題を埋めていく事にする。

まず、何より気になるのは涼子のてんかん発作だ。
突然倒れるのは知っているが、正直俺も詳しく知らない。

俺「なぁ涼子。てんかん発作起こったらどうすればいい?」

涼子「んー・・・。とりあえず私意識なくなって痙攣してると思う。
   でも何分がしたら収まってくるから大丈夫だよ。」
  「でも意識なくなるから、怪我しそうで危ない時はそっと寝かせて」
  「あんまり、叩いたり、ゆすったりしたらだめだから」
  「どっかで薬買えないかなぁ・・・」

俺「市販薬ないだろうし、処方箋がないとな。無理だろ」
 「できるだけそばで付いてるから、それでいいか?」

涼子「うん」(少し笑う)

やれやれ、やっと微笑んでくれたよ。



143:名も無きひじき:2012/01/22(日) 06:18:57.76 ID:nuknGo1w0

こっちからも涼子に大切な事を伝えなくてはいけない。

俺「あのさ・・・実は俺、宏之ってんだ。本名」

涼子「ふへっ?」

涼子ホットケーキ咥えたまま、口あんぐり。目がテン。

鳩が豆鉄砲ってこういうの言うんだろなって表情に
こっちが騙してたのに申し訳なかったが爆笑しちゃった。

涼子もほどなく笑いがうつったのか

涼子「ふっふぇっふぇ・・・ぶひゃひゃひゃっ」

と笑い出したもんだから、俺涼子の吹いたホットケーキまみれ。

俺「ほんとにごめん。」

涼子「まあいいや。ホットケーキの刑で許すぅw」

俺このあたりから本気で涼子に惚れつつあった。



144:名も無きひじき:2012/01/22(日) 06:19:40.00 ID:nuknGo1w0

次は涼子の服だ。

何しろこの真夏にあの長袖スウェット上下にスリッパだ。
誰が見たって不自然だから、どうしようもなく注目される。
これではまずいので涼子の服を買いに行く。
涼子が食事を終えた時点で、近くの量販店で服探しだ。

俺「涼子。服買いにいくぞ」

涼子「え。だってお金持ってないし」

俺「だってその格好じゃどうもならんよ。買っちゃるから行くよ」

涼子の表情がみるみる明るくなっていく。

涼子「いいの?いいの?ほんとに?うれしい!」

なんかもう、俺地獄に落ちていいと思った。



150:名も無きひじき:2012/01/22(日) 06:30:00.69 ID:nuknGo1w0

涼子を連れて来たのは某大手量販店。
涼子は俺の手をつないでもう気分が抑えられない様子だ。
早く早くと言わんばかりに先を歩く。

情緒不安定というか、あまりに差が激しすぎる。
やっぱり精神疾患あるんだなと実感。
自分でうまく感情のコントロールが出来ないのだ。
ちょっと抑えてやらないと危なくて仕方がないはしゃぎ方。

何枚か服を抱え込み、試着室に入っては見て見てコール。
それはもう取替え取替え5回は繰り返しただろうか。

最終的に涼子が選んだのは、夏らしい真っ白のワンピース。



153:名も無きひじき:2012/01/22(日) 06:45:34.89 ID:nuknGo1w0

涼子が自分で選んだのだからいいのかも知れないが
正直、俺はそれだけは見たくない服だ。

俺「ちょっと涼子、それ肩大きく出てるぞ、手足も・・・」

真っ白いワンピースを着て微笑む涼子の肌は大きく露出し
あの無数の傷跡が誰の目にもわかるほど露なのだ。
涼子の傷ついた過去を、人目に晒すのはかわいそうだ。


はたと表情を曇らせ、自分の肌を見つめ涼子は黙り込んでしまった。

涼子「わかってるけど・・・でも着たい・・・・」
  「今まではどうしても着れなかったの・・・」
  「でも宏之さんが隣なら着れる気がするの。」
  「今着ないと一生着れないと思うんだ・・・」

  「ね。私今うれしいから。いいでしょ・・・」

そう言われてしまって返す言葉がなかった。

涼子なりに今を一生懸命楽しもうと、
自分の苦しい傷を晒すことで、前向きになろうとしているのが
痛いほど伝わってきた。


俺不覚にも涙こぼしちゃった。

でもそ腕のリスカ跡だけは隠したかったので
ひまわりの柄のハンカチを買って腕に結ぶことにした。



156:名も無きひじき:2012/01/22(日) 06:56:33.06 ID:nuknGo1w0

小物にちょっと大き目でピンクの布が付いた麦藁帽子。
ヒールは履いた事がないらしいので、低めの靴をチョイス。
なんかベタないでたちの夏少女完成w

ここまで様子を見ていたのか、売り場のお姉さんが声をかけて来た。

店員「あの、ちょっとよろしいでしょうか?」

店員のお姉さんは30そこそこのしゅっとした美人さん。
俺はちょっと目立ってしまったかと思い少したじろいだ。

店員「彼女さんですか?かわいい方ですね」

俺「ええ、まぁ」

店員が涼子から俺を遮る形でやや斜めに誘導する。

店員「今からお洋服お召しになられますか?」

俺「あぁ、はい。」

店員「差し出がましいかも知れませんが、お買い上げの後で
  少し彼女さんお時間いただけないでしょうか?」

店員のお姉さんは、意味ありげな笑顔のウインクで俺に何かを察するように促した。



157:名も無きひじき:2012/01/22(日) 07:02:25.37 ID:nuknGo1w0

会計の後、涼子はその店員のお姉さんに連れられて
不安そうな面持ちで従業員控え室に連れて行かれる。

俺は一緒に行っちゃだめらしい。

あの店員さんの事だから、心配はないとは思うが
俺ちょっとしくじったかもしんねと心配だった。

えらく長く感じたが、待つこと15分くらいか。

控え室からあの店員さんが出てきた。
後ろには麦藁帽子を深くかぶった涼子。

よかった。やれやれ。そう思った瞬間涼子がわっと飛びついてきた。

何事かと思って涼子の顔を見てびっくり腰が抜けた。



159:名も無きひじき:2012/01/22(日) 07:13:22.29 ID:nuknGo1w0

涼子「だーれだっ!」

見事にきれいにメイクアップされた涼子がいた。
よく見ると肩周りにもファンデーションが塗られ
若干ではあるが火傷の後も目立たなくなってる。

今度は俺が鳩に豆鉄砲だ。

店員「簡単で申し訳ないのですが、ちょっとだけ」
と満面の笑顔でピースサイン。

俺「え?何で」

店員「失礼とは思いましたが、ちょっと気になったもので
   少しお話を聞かせていただいていたんです。」

うわぁぁやばかったよ。余計な事言わなくて良かったよ。

店員「彼女さんかわいいのに、お化粧もされてなかったので」
  「私のメイク道具でお化粧したんですよ。」

なんとこの店員さん、俺たちの会話から察して
お化粧のサービスしてくれたのだ。

店員さんは、それ以上多くは語らなかったが、
涼子が化粧していなかったのが動機では決してないはずだ。
ノーメイクの厨房など別に珍しくもなんともない。

涼子の隠した左腕と体の傷、さして俺に露出をとがめられ
うつむく涼子の様子をつぶさに観察していたのだ。
店員が何とかしたかったのは、涼子の体の火傷後だと気づいた。



160:名も無きひじき:2012/01/22(日) 07:13:27.32 ID:hxjbWo9O0

どのくらい前の話?
145に「嫁子」って書いてあるんで、ハッピーエンドなら嬉しい。
期待。





続きます ↓



あの娘にタッチ

会社のPCからうp


別に何があったわけでも無いんだが…



人にやしくってのはどういう事なんだろうか?

よく棘のある方っていますよね。

見るからにそういう方もいれば、纏ってる雰囲気みたいのがある方、色々だと思います。


人によっては、その「棘」がやさしさなんだと言う方もいますが、ボクは正直苦手ですし嫌いです。

素直な気持ちでしゃべってもらったり、言ってもらったりする方が好きです。

その方がシンプルで伝わりやすいから。


人の心の裏を考えてしゃべり、自分の都合のいいようにしていくしゃべり方は本当に嫌いです。

大っ嫌いです。 クソです。


そういう方は友達少ないだろうなぁって思います。

その方自身に悪いところがないとしたら、尚更です。

損してますよね。


棘っぽい言い方してても、裏のない方の言葉だと言われて気持ちがいいんです。

結果ボクはそういう方は棘があっても素直なんだと思います。

だから慕われるし、友達も多いだろうなぁって思います。


で、


全然わかりませんが、そういうのが「人をたすける」ってのに繋がってくるんじゃないかと思うのです。



人にやさしくって何?

人をたすけるって何?

人のためにって何?



「絆」とか言われてる今日この頃ですから、ちょっと真面目に考えてみた。

ボクらの見てるもの、知ってるもの、感じるものがリアルなんだろうか?


真面目に考えれば考えるほど、ウザいので、脳の奥がコリコリ言うので、もうやめます。








うーん。明日も寒いなぁ

やだなぁ







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