忍者ブログ

BITE THE DUST

「おもしろき事もなき世におもしろく すみなすものは心なりけり」 by 高杉晋作

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2月6日(月)

2月6日(月)のBGM ↓





見上げると灰色の空。

雨期のサンノゼだからしょうがないが、あいにくの空模様。


マサさんとテラスで朝の一服。

お馴染みの光景になってきたが、それも今朝で最後。


koo 「どうだった?サンノゼは?」

マサ 「いやぁ正直離れたくない。寂しいよ…もうちょっと呑んで話したりしたかったさ…」


彼は非常に正直な男なので、建前とかではなく本音だろう。

でもこうやって思ってくれる事が、何より嬉しかった。

これから3年間一緒にやっていく仲間として、本当に頼もしい男だと思った。


hiroさんがいなり寿司を握ってくれた。「コレの方が車内で食べやすいやろ?」

2年前も握ってくれたのだが、hiroさんの握るいなり寿司は本当に旨い。

こういうhiroさんの優しさが、ボクらにとって本当に心温まり、何とも心地の良い空気を与えてくれる。


思えば3日間、この優しさに甘えてばかりだった。

センターというかこうやってアメリカに拠点ができて、安心して実働出来たりするも、全ては先輩達、それを受けてくれたhiroさんのおかげだ。

感謝・感謝・感謝に尽きる。

「この思いを日本に帰って、1人でも多くの人に伝えなきゃ…」

それが、アメリカに来させてもらったボクらの責任だと思った。



「また必ず会おう!」

IMG_8880.jpg






名残惜しくも、hiroさんに別れを告げ、ボクらを乗せた「トヨタ シエナ」は、600km近く離れたLAを目指し走り出した。



運転はhiroさんの強い要望を受け、ボクがさせてもらった。

先に定番のウォルマートに立ち寄り、ひたすらRUTE5に向け走り続ける。

目指すギルロイ・プレミアム・アウトレットはLAに向かう途中のRUTE152にあるので、そんなに時間を掛けず、立ち寄れる予定だった。


だが、しかし。


いくら走っても着かない。

途中、スタンドの売店で定員さんに道を尋ねるも、合っていたので走り続けたのだが、それでも着かない。

さすがにここで運転中のボクは気づいた。


「逆に走ってね?」


予感的中、WESTに向けて走らなきゃならんのに、EASTに向け走っていた模様。

時計を見ると、予定時刻を大幅に過ぎた14:00越え。

このままではLAに着くのが20:00を越えてしまう。それはさすがにヤバイ。


途中でUターンし、かなりの速度で走り出す。

周りには本当に何も無い。ひたすら地平線が見えるだけ。

MVI_8883.avi_000029133.jpg






「こんなトコで停まってもうたら…氏あるのみ…」


全員がそう思っていただろうと思う。


サンノゼから3分の2程走り、ここで運転をスイッチ。

今度はマサさんのドライビング。

さすがに上手い。


途中フリーウエイ上に、木製のパレット ↓ が丸ごと1台落ちていて

20101203_1333465.jpg






慌ててハンドルを切るも、右前輪が践んでしまった。

マサ&koo 「うぉおおおおおおおおおお!!!!!」

イヤね。マジでオワタと思った。


遠くに街の明かりが見え始める。

LAでは当たり前の渋滞を抜け、ハリウッドへ。

看板のライトが半分消え、営業しているのか?していないのか?解らない状態になっていたが、何とかボクらのモーテル、「ハリウッド・センター・モーテル」へたどり着いた。


部屋に荷物を下ろしていると、携帯が鳴った。

hiroさんからだ。

hiro 「無事着いた?」

koo 「着きましたよ」

心配して掛けてきてくれたhiroさんと次回の渡米のコトも含め30分ぐらい話し込んでしまった。

いくら話しても話題は尽きない。



その後、すぐ横のドラッグストアでビールを買い込み、モーテルで1杯。

さすがに疲れが見え始めた中日。



「今夜はゆっくり休もう」



そう思いバスルームへ向かうも、シャワーのお湯が水しか出ず、

「何故アメリカで滝行に打たれにゃならんのだ?」

とマサさんと2人困惑しながらもそれぞれ深い眠りについた。








 
PR

2月5日(日)

2月5日(日)のBGM ↓





いつもの感じでテラスにて一服。  (以下画像全てクリック拡大)

IMG_8780.jpg






今日はサンノゼ最終日。

みんなそれを解ってるから、誰も口にはしないけど、少し寂しさが漂う。


ここの庭は面白いことに、天然のレモンが実っている。

IMG_8783.jpg





前の持ち主が植えたらしいが、hiroさん曰く「何もしなくても勝手に実る」らしい。

すげぇぜレモン。強いぜレモン。



午前中はセンター敷地内の手入れをした。

IMG_8787.jpg







IMG_8788.jpg







IMG_8789.jpg





3日間もお世話になった場所。丁寧に出来る事を精一杯させて貰った。

いつ誰が来てもいいように。

みんなで丁寧にさせてもらった。

毎日そう思いながら、1人で手入れをしているhiroさんを想うと、少し泣きそうになった。



こちらがアフター ↓

IMG_8799.jpg







IMG_8800.jpg






ビフォーはmovieで撮ってあるので、また後日。




hiroさんの「プリウス」の洗車もさせて貰った。

IMG_8802.jpg





写真撮りながら、マサさんとゆうくんが丁寧に丁寧に洗ってるのを見て、彼らの心意気をとても感じた。


正面から見たセンター ↓

IMG_8797.jpg





カリフォルニアの青い空の下、センターを眺めていると、この場所を発つのが本当にイヤになった。



午後はセンターのマンスリーサービス。

hiroさんはとても喜んでくれた。

ここで初めてhiroさんから、

『ボクらがアメリカへ来てくれる事の嬉しさ、ボクらがアメリカへ来ると自分はこんな思いになる事、ボクらがアメリカへ来る事で自分に出来る事』

などたくさんの本音を聞く事ができ、改めて2年前に感じて帰って来たことへのアンサーが間違ってはいなかったんだと確信出来た。

そして

『何よりボクらがアメリカへ来るということが、hiroさんにとって活力・原動力になっているという事実』

が、何よりも嬉しかった。


『ボクらは決して無駄な事はしていない。こうして1人でも多くの仲間が、元気になり、勇んで毎日を通れるんだから。』


そう思うと、「海外旅行だの、ただ名目を使用してツレに会いに行くだけだの」と、散々言われてきた事を思い出し、ハラワタ煮えくりかえりながらも

「目の当たりにしている喜び、真実を喜ぼう」

と、気持ちを切り換えた。


ボクは親父や先輩からアメリカへの思いをずっと聞いてきた。

少ない限られた予算・時間の中で、繰り返し繰り返し先輩達が続けてきた結果がココにある。

それを何故喜べないのか?

ココに達するまでに、何人の人が思い考え実行に移してきたと思っているのか?

更に言うならばそれらの事実・過程に全く耳を方向けないってコト自体、おかしいと思わないのだろうか?


気持ちを切り換えたにも関わらず、スッキリしない苛立ちを持ちながら、ボクはhiroさんやみんなの前で宣言した。


「Young men's associationはアメリカへ来ることを決して止めません。絶対に続けます。」


そうなんだよ。続けなきゃ意味がない。

形がくずれようがなんだろうが、「アメリカへ来る」と言うコトを続けなければ意味がない。

そして伝えて行かなくてはならない。

ボクらの次の世代へ。コレが何より大切だ。



先輩達がそうしてくれたように。






 

2月4日(土)

2月4日(土)のBGM ↓




「やべぇw寝坊したw へへw」

hiroさんの声で目覚める。

Party 「うぉぅ 今何時?」

全員で慌てながら時計をみると、7:40分。

朝のつとめは7:00から。

全員そろってキレイに寝坊した。


まぁ前夜、hiroさんは仕事上がりでクタクタ、ボクらは30時間以上の睡眠不足。

それでいて3:00まで呑んでりゃ、そら寝坊もしますわなw



朝食後に一服。   (以下画像全てクリック拡大)

IMG_8710.jpg





ボクはこのセンターのテラスで、朝、コーヒー飲みつつ一服するのが大好きだ。

っていうかこのテラス、この場所が好きだ。

朝は太陽の恵みを受け、健康な身体に感謝し、夜には友との語らいの場となる。

なんと素敵なテラスだろうか。


そして見上げればこの ↓ 「カリフォルニア・ブルー」である。

IMG_8712.jpg






最高すぎる。


今日はサンフランシスコへ移動し、いよいよ実働の日。

遊びに来たわけではないので、1人でもいいので、結果を出したいと思った。


車内から見えるサンフランシスコの街。

「アメリカ人がもっとも住みたい場所」と言う理由がよくわかる。

本当にきれいな街だ。


最初に立ち寄ったのは、ボクらがアメリカへ来る始まりを作ってくれた場所。

「SA Church」。

コレ ↓ は手前の坂を下ってきている時の写真。

IMG_8713.jpg






坂の向こうにSAの海が見える住宅街。
とっても静かで素敵な所だ。


hiroさんの計らいで、他に3人もの仲間が加わり、総勢8人で実働。

2人1組のペアで歩いた。

ボクのパートナーはMr.Tanakaの息子さん。

初めてお会いし、話したのだが、祖母の実家がボクの地元ということで意気投合。

楽しく歩くことができた。


その後、場所を移動し、初めて「US West Church」へ。

ご挨拶し、一服のためマサさんと外へ。

街の雰囲気、空気が昨晩と違いすぎて、「同じ国でもここまで違うか…」と、今更ながらに実感した。


Church内の柱に目がとまり、思わず「コレ撮らせて頂いてもいいですか?」と聞いてしまったのが、こちら ↓

IMG_8726.jpg






With Joy in your hearts,a smile on your face,let us say thank you

心に喜び 顔はにっこり そして言葉はありがとう


なんて素敵な言葉だろう。

すごく胸が明るくなり、すっとした気分になる言葉だ。

撮らずにはいられなかった。



ちょうど昼も近付き、アメリカ初上陸が2人いるので、「US West Church」を出てフィッシャーマンズ・ワーフへ向かう。




 

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

フリーエリア

最新コメント

[10/18 ここw]
[10/02 ここw]
[10/02 ここw]

最新記事

最新トラックバック

プロフィール

HN:
koo
性別:
男性

バーコード

ブログ内検索

最古記事

P R

カウンター

アクセス解析

<<前のページ  | HOME |  次のページ>>
Copyright ©  -- BITE THE DUST --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ