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BITE THE DUST

「おもしろき事もなき世におもしろく すみなすものは心なりけり」 by 高杉晋作

   

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2月3日(金) 後編

2月3日(金) 後編のBGM ↓





快調な走りを魅せる「トヨタ シエナ」  (クリック拡大)

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だが、しかし。

ロス郊外からRUTE5へ抜けるフリーウェイの分岐付近で、中央分離帯に急ハンドルで突っ込みかける。

このときはマジで氏んだと思った。本気で焦った。

ちなみに運転はボクではない。


その後は特に大きなアクシデントもなく順調に走り続ける。

ボク自身も久々のアメリカでのドライブだったが、ワイパーとウインカーを間違えることなく、もちろん逆走もなくスムーズに運転できたのは、素直にうれしかった。

前回たっぷり運転させてもらった賜物だろう。


時間に余裕もあったので、途中普段より多く休憩を入れ、のんびり走ることができた。

2年前と変わらぬ風景が広がる。

その景色を見ながらマサさんが、「オレにはアメリカはでか過ぎる…」とつぶやいていたのが印象的だった。


辺りが暗がり始める頃、車はギルロイ付近へ。

ここまでくれば、サンノゼまであと少し。


みんなにいよいよ疲労の色が見え始めた頃、無事hiroさんのお店に着いた。

が、周りの空気に触れ、直感的に感じる。

「ここはヤバい」

ボクだけではなく、Party全員がそれを感じ取っていた。

ぶっちゃけ怖くて車から降りられない。

しかしこのままでは埒が明かない。


意を決して、ボクとマサさん下車。そしてダッシュで店に駆け込む。

「いらっしゃいませー!」

日本語のあいさつに戸惑いながらも、店内を見渡すと満席の客。

店内で待ってるお客さんもいた。


カウンターに目をやると、割烹着姿のhiroさんが。

こちらに気づき、サッと手を挙げニコリ。

「うぉー!やっと会えたぜ!」

ボクのテンション上がりまくり。


「koo様ですか?hiroよりお聞きしています」

急に話しかけられびっくりするも、声を掛けてくれたのはボーイのお兄さん。

ボーイ 「申し訳ございません。あと10分ほどお待ちください。」

koo 「はい。全然大丈夫です。ありがとうございます。」


ここで気になってることを聞いてみる。


koo 「あのう、駐車場ってどこにありますか?それとやっぱり車内で待ってた方がいいですよね?」

ボーイ 「駐車場はこのストリート周辺全てフリーの駐車スペースですので、ご自由にお停めください。お待ちになる間は、車内にてお待ちください。空き次第お電話いたします。」


携帯の番号を教え、ダッシュで車へ戻る。

走りながら、「はは…やっぱり車内か…だよねw」と一人半笑いで走る。

予想通りだ。それほど危険ってことなのねw 7年前の初上陸時の初夜を思い出す。


その後車内で待つこと数分。マサさんの生理現象が限界に達したため、意を決して再ダッシュ。


koo 「何でこのタイミングやねん!www」

マサ 「いや悪ぃねぇ 我慢できんさw」


再び店内。 入ると同時に声がかかる。 どうやら空いたらしい。

が、しかし。 

携帯持ってるのはオレとマサさんだけ。

で、今二人とも店内。ってことは…


ボクは1人再ダッシュで、車内に残る二人を迎えに行った。


もうね、涙目ですわw





何とか落ち着き、テーブルの上のメニューを眺めていると、

「御苦労さまでした。そしてお久しぶりですw」

と、笑顔のhiroさん。

hiro 「とりあえずメニュー頼むから、ゆっくり食べてって」

hiroさんのお言葉に甘え、全てお任せする。

ただ、このときオーダーを聞いてたおばさん店員さんが、「こんなに…大丈夫?」とすごく不安そうな表情をした。


Party 「大丈夫ッす!めっちゃ腹減ってますから!」


肝心なことを我々は忘れている。

ここはアメリカ。世界の中心である。



メニューが運ばれてくる。  (クリック拡大)

まずはお通し ↓

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お味噌汁 ↓

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hiroさんの握り ↓

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握り盛り合わせ ↓

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握りの新作 ↓

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どれもこれも旨すぎる!!!!


特に、握り盛り合わせはヤバかった。

こっちは完全に味で生肉のロールと思い、「旨ぇ!!!うひゃひゃw」と食べていた握りが、実はサーモンだったと知った時は、ひっくり返るぐらいビックリした。


皆で舌鼓を打っていると、

おばちゃん 「すみません。テーブルの上の物どかしていただけますか?」

Party 「

慌ててどけるもまだ状況がつかめない。だって食べ切ってないし。


「失礼しまーす」

若い屈強なお兄さんに運ばれてきたのは…


コレ ↓  (クリック拡大)

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大船

ヤバい。まさにアメリカ



画像で伝わるかどうか…

何しかテーブルの端から端までの大きな船に、これでもか!というくらいの肉、肉、肉…

まさに全員が

( ゚д゚)

状態である。


店員さん皆笑顔、カウンター内でhiroさん爆笑、周りのお客ドン引き、ボクら( ゚д゚)と、とってもカオスな状態に。

でも、これがすっごい嬉しくて、4人でほぼ完食。残りはお持ち帰りに。

特にからあげ・天ぷらはもう絶品。


どれもこれも旨すぎる!!!!


さすがに満腹になり、「ほげぇ…」となり始めたころ、

「Happy Birthday to You ♪」

とお馴染の曲を歌いながら店員さん登場。

「だれか誕生日なのかな?」

と思っていると、ボクらのテーブルへ。

そして、花火が光るアイスケーキはボクの目の前に。


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「おめでとー!!!」


拍手が起こる中、

「ありやすw ありやすw サーセンwww」

と頭を下げまくるボク。


「そうだ。忘れてたけど、誕生日や。」


そう。hiroさんボクの誕生日を覚えてくれてたのだ。

本当に嬉しかったぁ。ちょっと泣きそうになった。

一生忘れない最高の誕生日になった。


一緒に「Happy Birthday!」と祝ってくれた隣の席のタトゥー全開な厳つい白人さんが、「それは何だ?アイスか?アイスなのか?」と必死に問いかけてきた姿がめっちゃかわいかったw 見た目とのギャップがねw


それからhiroさんの仕事終わりまで、ゆっくりさせて頂き、一緒にセンターまで帰った。

車内で太田胃酸を誰も持ってきてないことに気づきちょっと焦る。

「最終日まで胃腸はもつのか…」

ちょっと不安になる。


センターへ着いたのが23:00頃、そこから夜のつとめを終え、乾杯。

hiroさんが、ボクらのためにビールをたくさん用意してくれていて、hiroさんの細かい気配り、心遣いが本当に嬉しかった。

出来ない・気づかない人もいるのになと。


「この人はホンマにすごい人やなぁ」と、改めて尊敬した。



大笑いしながらビールを飲んでいると、気づけば時計はもう3:00を回っていた。


「明日もあるし寝るか…」


アメリカの長い初日はこうして幕を閉じた。





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夜は早く寝るw

「俺にはデカ過ぎる」ってwwwwwwwww

楽しそーな中に、
危険と隣り合わせw

日本以外では当たり前なそのことは、
とても大事なことなんだろな。
養殖なのか、天然モノなのかwwwwww
楽しいのはどっちだ???
そんなこと思いますw

要はMっつーことですか?

毎度毎度、危険にさらされると…レポートが充実してくる気がします。

こっこさん&がらりんさん

ドMなんですなwww

危険度はこれからもっと増してきますwww


お楽しみに!


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