BITE THE DUST

4月3日。



朝焼けにモーニング。















とても絵になりますｗ

コーヒーカップの横は灰皿代わりのカンカンですｗ





hiroさんがレンタしてきていたトラックに乗り込み、今日は引っ越しのひのきしん。
















これがそのトラック。



カッコイイ。






んで





僕はこんな状態ｗ



















いやね


ちょっとね


疲れがでてるのさ…




ちなみにここはトラックの荷台ねｗ








この家具運び込みの時に、akioさんと初めて出会った。

出会った時の印象は、小柄ながら芯のしっかりしてそうなダンディな方って感じだったかな。




でも




「はじめまして。あっtomoの息子でkooって言います」


「Oh!そうなんだ！先生は元気？この前会ったんだよ！」


と笑った笑顔はとても素敵で、今も印象に残っている。








大型の家具を運び込み、廃材を受け取りに置いてある車屋さんへ。



廃材と言っても決してゴミではなく、組み直せばベットになったり、ドアだったりとそういう木材。


こういうのは有ると後でとても役立つ。






レンタしてるトラックを昼までに返さなければならなかったので、急ぎ自宅へ戻った。


戻るときにhiroさんの横に座っていたのだが、これといった会話はなく、何年も前に一緒に学校へ通っていた時のような感じだった。


ちょと照れくさかったねｗ


途中何台も目にした赤いウインカーの車をみて、

「これわかりづらくないっすか？なんで赤なん？」

「そうか？日本って何色やっけ？」

「黄色っていうかオレンジっす」

「そうかぁ。そりゃオレンジの方がわかりやすい。なんで赤やねん」



こんな会話ｗ


めっさ普通ｗ







無事自宅に着き、荷物を下ろしてakioさんと写真を撮った。

また会えるかわからなかったし。







その後、5年前もお世話になったタコス屋さんへ。


相変わらずうまかったｗ


あの赤いソース？のような物は必須やね。

あれが無いと味気ない。









そして16:00。





甲府青年会アメリカセンター開所式がつとめられた。

参拝者は僕ら4人と、主任先生ご夫妻、hiroさんの彼女の7人。





式が流れて、1人ひと言どうぞって事になった。



僕は正直何をしゃべろうか考えてしまった。



だけど取り繕った言葉は飾りでしか無く、伝えたい相手には届かないし響かない。



自分が思っていることを素直に述べるのが一番だと思った。

hiroさんに対して、アメリカセンターに対して、それと向き合う自分に対して、青年会に対して…



全てにおいて素直にしゃべろうと思った。





「本日はおめでとうございます。ひと言ということで、色々思うところはあるんですが…。hiroさんの真似は僕には絶対出来ない。例えば同じ状況で、僕が今hiroさんと同じ事をすることは絶対に出来ない。そんな覚悟は持てない。だから、尊敬というか何というか…。うん。尊敬してます。ただ、hiroさんも忘れないで欲しい。これからの苦労。それを考えたら、想像以上であったり、想定外のことの方が多いと思う。でも、それは日本にいて、日本でやってる僕らも、苦労があり、想定外がある。度合いは違えど、内容は違えど同じ苦労は苦労。だから僕らは繋がっている。日本とアメリカだけど繋がっている。それだけは忘れないでほしい」





確かこんな感じのことを言った。






その時


hiroさん初めて笑った。




ニカってねｗ


今回アメリカに来て初めてあの顔をみたよ。




何かね、そっからはよく覚えてない。


笑顔を見せてもらった。正直それだけで嬉しかったな。



この時、この瞬間だけのために僕はここへ来た気がした。








直会中も、hiroさん終始笑顔やったよ。


kokkoさんから預かってきたポン酒。二人で空けました。


あんなに酔っぱらったのは久々やったなぁ。


hiroさんとの会話も正直良く覚えてないけど、ずっとお互い笑ってた気がする。








テラスに出て、ケータイで日本へ。


相手は勿論kokkoさん。




「無事おわったでぇ…」




そこからは泣けて泣けてしょうがなかった。






hiroさんにとって何が一番、どうしたら力になれるのか。




そんなこと考えてたら余計泣けてきた。










気持ちも大分落ち着いたので中へ戻ると、僕のコップだけがテーブルに置かれてたｗ



みんな寝たのねｗ








フラフラしながらシュラフにたどり着く。






「僕らは何を考え、何をすべきか」







酔ってる時ほど考えるものだ。










こうしてアメリカ2日目の夜は更けていった。